中級奏でる音学コース1回目「音に触れよう」

こんにちは、古家衣梨です。
更新が遅くなってしまいましたが、10月17日の中級・奏でる音学コース1回目の様子をお伝えいたします。

1回目のテーマは「音に触れよう」!

私達は、毎日たくさんの音を耳で聞いています。
当たり前すぎて、「音って何だろう?」という疑問すら浮かばないかもしれません。
そんな「音」について、奏でる音学コースではサイエンスの実験や、プログラミングを通して楽しく理解していきます。

1回目のサイエンス編は、「音の物理学」の実験をいくつか行いました!
その一部をご紹介します。

例えば、この実験。
(途中をスロー再生にした動画です。音声は消してあります。)

スピーカーから流れる音楽に合わせて飛び跳ねているのは、直径数ミリのマイクロビーズと、直径1センチの発泡スチロールの球です。

どんな音の時に、何が飛び跳ねるのか、
音を大きくするとどうなるのか、
音の高さを変えるとどうなるのか、
音の要素をいくつか変えて、音を目で観察します。
スピーカーに実際に触って、その振動を手で感じてみたりもしました。

他にも、こんな実験も。
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さて、これは何の実験か分かりますか?

これは、耳栓をして、耳を使わずに音を聴く実験です。

「聞こえるー!!」
と子どもたちも楽しそうでした。

耳栓をしているのになぜ音が聞こえるのか?
それはここではヒミツにします。

このような音の実験を通して、
「音って何だろう?」
という問いの答えを探っていきます。

 

さて、サイエンスの実験が終わったら、今度はプログラミングで実験です。

奏でる音学コースでは、サイエンスの実験が終わったら、プログラミングで実験を行い、その後、プログラミングで楽器作りに取り組みます。

プログラミングで実験では、まず、音の波形を表示できるツールを作ります。
それができたら、いろんな音の波形を実際に表示して、観察します。

_DSC0667-1

画面の右側に音の波形が表示されています。

観察した結果は、ワークシートにもしっかりメモします。真剣です。

_DSC0665

サイエンスとプログラミングの両方で実験をすることで、音の理解がぐっと深まります。

そして最後はプログラミングでオリジナル楽器作り。
_DSC0661-2

1回目は、マウスの動きによって音が変わる楽器を作りました。
音によって、画面上で色や形が変化するアート作品まで仕上げられる子もいましたよ。

中級になるとプログラムを書く量も増えますが、一生懸命タイピングをして、音を鳴らすことができたり、その音の高さや大きさなどを変化させることができたりすると、子供達はとても楽しそうでした。

さて、次回はどんな楽器を作るのかお楽しみに。

子供達に感想を書いてもらったので一部を紹介します。

◆サイエンス編の感想

「日常生活で聞いている音は振動ということが良く分かった。色々な音の、振動を見てみたいと思った。」
「音の色々な姿が見たり聞けて一味ちがって楽しかったです。」

◆プログラミング編の感想

「前回などより一段と打つ量が増えました。とてもやりがいがあります。」
「最初のプログラミングで、波の形で音が変化したりしたので楽しくできた。もっと音の変化を知りたい。」

次回の更新は「初級・葉っぱコース」の2回目です。遅れていますが、しっかり更新します!
次回の更新、そして奏でる音学コース2回目の更新をお楽しみに!

【ラッコラ・古家衣梨】