独自の環境

プログラミング言語に「JavaScript」

ラッコラでは、次の二つの理由から、使用するプログラミング言語に「JavaScript」を選びました。

一つ目の理由は、JavaScriptが現在、インターネット(ウェブサイト)上で広く使われている言語であるという点です。その意味でJavaScriptは、教育のみに使われる言語ではなく、プロフェッショナルなプログラマーが使う実際の言語であると言えるでしょう。この言語が普段見ているウェブサイトの裏側で使われていることは、子供たちに学習と実社会との確かなつながりを意識させ、それによって、子供たちのプログラミングに対するモチベーションが高まることを私たちは期待しています。

二つ目の理由は、JavaScriptには既存の様々なライブラリ(プログラムの部品の集まり)が公開され、それを利用可能であるという点が挙げられます。また、機能(関数)を部品(オブジェクト)として扱えるという言語の特徴も、理由の一つです。プログラミングの題材をサイエンスとする上で、ある程度複雑なプログラミングを行う必要が出た際に、アルゴリズムの扱いや複雑な概念の表現を容易にする、これらの言語の特徴が必要となります。

これまでプログラミングの教育を目的とした様々な言語が開発されており、昨今では、その中でもビジュアルプログラミング言語(Scratchなどのブロックのような部品を画面上で並べることによってプログラミングを行う言語)が広く用いられています。これらには平易さや、プログラミングの概念の学習に専念させることが出来る等の利点があることを、十分に認識しています。しかしながら、それらの多くは、実際に使われるウェブサイトやアプリケーション・ソフトウェアの開発といった、実用目的では使用されていません。また、二つ目の理由として挙げたような必要となる言語の特徴を備えていないことから、ラッコラでの採用は見送りました。

Croqujs(クロッキー)

Croqujs(クロッキー)は子供たちのプログラミングをサポートするためにつくった、ラッコラ・オリジナルの開発環境(エディター・ソフトウェア)です。すでにたくさんのエディター・ソフトウェアがありますが、子供たちが扱いやすく、今後発展した学習でも使い続けられるものが見つからなかったため、スタッフの柳田拓人が開発しました。今後も更新を続け、さらに使いやすいものにしていきます。