こんにちは。古家衣梨です。
11月7日(土)、12日(木)は初級・葉っぱコース3回目でした。
教室の様子をお伝えいたします。
3回目のテーマは「葉っぱの生理学(色の仕組み)」です。
夏は緑色だった葉っぱが、この時期になると、赤や黄色に色が変わって美しいですね。
さて、葉っぱコース3回目では、「紅葉」する葉っぱの中では何が起こっているのか、サイエンスの実験で探っていきます。
今日の実験は「薄層クロマトグラフィー」という実験です。
この実験、実は大学でも同じ手法が使われています。
赤、緑、黄の葉っぱを細かくすり潰したら、
薬品を加えて、振って混ぜます。
振る回数は、100回!みんな一生懸命振ってました。
それが終わったら、つまようじを使って特殊なプレートに液体をつけます。
つける回数は、50回!こちらもみんなよく頑張りました。
そして、そのプレートをある薬品につけると、葉っぱの中に含まれている色素が分かれて出てくる、という仕組みです。
この写真は、みんなで、色素が分かれるところを観察しています。
実験結果をもとに、葉っぱの色が変わるとき、葉っぱの中の色素はどう変化しているのかを学びます。
サイエンスが終わると、次はプログラミング。
今日はif文を使って、温度変化によって、葉っぱの色が変わる仕組みを作ります。
まずはみんなでプログラムを観察。今日はif文について詳しく学びます。
そして、プログラミングの実験にもチャレンジします。
学んだことは、ワークシートにしっかり記入。
if文の仕組みを学んだら、一人一人が「葉っぱを紅葉させる仕組み」を作っていきます。
子供達のパソコンの画面の真ん中あたりに出ているのが、温度計です。
この温度計の指す温度によって、緑の葉っぱを赤や黄色に変えるようにプログラミングします。
この作品を見たい方は、是非12月5日(土)の「見学&説明会」にお越しください!
子供達の作品の一つ一つを見ることができます。
いつものように、子供達に感想を書いてもらったので一部を紹介します。
◆サイエンス編の感想
「とてもおもしろくて葉緑体についてくわしく知れたり、なぜ緑色から黄色や赤に変わるのかよく分かって葉のことがよくわかりました。」
「緑葉とシリカゲルをまぜてすりつぶす作業が楽しかったです。その後は、100回ふったり、50回つけたり大変でした。」
◆プログラミング編の感想
「新しいif文と言うのがわかった。温度を変えると色が変わるのがおもしろかった。」
「今回はかいぞうレシピがたくさんあり、時間内に終わらないと思いましたが、なんとかすべて終わって良かったです。」
次回の更新は「中級・奏でる音学コース」の第三回目です。
次回の更新、そして葉っぱコース第四回目の更新をお楽しみに!
【ラッコラ・古家衣梨】