しばらくご無沙汰していましたが、今日のラッコラを再開したいと思います。
先日、5月11日は星びとコースの第1回がありました。
その様子をレポートします。
最初は自己紹介から始まります。
小学3年生と小学6年生、特別に小学2年生も来てくれました。
そして、簡単なコース全体の紹介です。
星びとコースは、宇宙や地学をテーマとしています。
残念ながら今はまだ遠くの星に行くことはできませんし、ラッコラの開かれる時間帯は昼間ですから、夜空を見上げることも難しいのです。
ですが、そんな見たり触れたりが難しい宇宙を、あの手この手で体験していきます。
サイエンス編のようす
皆さんは「星」と聞いて何を思い浮かべるでしょうか?
導入として、思いつくことをワークシートに書いてもらいます。
正解も間違いもありません。
次に「星座」を思い出してもらいます。
自分の誕生日の星座はみんな知っていたようです。
知っていることを書いてみるのがイントロダクションです。
知ってる星として月は出てきました。でも、星(天体)と言われても、なかなか出てこないのが、昼間でも見える星、太陽と、私たちがいる星、地球です。
太陽、地球、月はそれぞれ、恒星、惑星、衛星という種類に分類されることを学ぶと、さまざまな天体が印刷されたカードをみて、それを仲間わけしてみます。
ところで、恒星が並ぶと何ができるでしょうか?
ここで、誕生日の星座である12星座の絵を確認します。
皆さんはいつも地球から星座を観察しています。
となると、星座をいつでも同じ場所から見ていることになりますね。
それではつまらない、ということで、ラッコラ特製の星座の立体模型を使って、
星座をいろいろな向きから観察します。
さて、どこからみたら、地球から見たような星座が見えるのでしょうか?
プログラミング編のようす
プログラムとは何かという質問に簡単に答えると、「コンピューターにして欲しいことを順番にかいたもの」と言えるでしょう。
ここで重要なことは「順番」です。
用意されたプログラムを実行すると、画面には三角形が描かれます。
プログラムの行と行を入れ替える実験をして、クイズ形式でその結果を予想します。
そうすることで、プログラムの各行の順番に意味があることをつかみます。
また、プログラムの全体を観察するのも重要です。
プログラムはいくつかの「関数」というまとまりでできています。
画面上に表示されるプログラムも、ワークシートに書かれたプログラムも、関数がわかりやすいように、同じような見た目で描かれています。
何行目にどんなことをする関数が書かれているのかをまとめておきましょう。
全体の様子をつかんだら、各自の席に戻って、少しずつ変えてみます。
ワークシートに指示された部分の数字を変えたらどうなるか、キーボードを使ってやってみます。
そして、いよいよ、自分の選んだ好きな星座をプログラムで描きます。
皆さんの感想
ここで参加者の皆さんに書いてもらった感想を紹介します。
サイエンス編
- 星を横からみたらこうやってみえる。ちきゅうからみたらこうやってみえるでみるところがちがったらいろんな形がみえてきた。楽しかったです。
- 少し星がずれてたけど本物みたいですごかった!
- もけいをうまく見るのがむずかしかった
- 星に関して知らない事をたくさん学べた。家でも星について色々調べてみようと思った。授業が楽しかった。
プログラミング編
- すこしむずかしかった。だけど楽しかったです。またやりたいです。
- いろいろなもじをうったり考えたりしておもしろかった
- パソコンの入りょくがむずかしかった
- 解説がわかりやすく、とても楽しかった。自分の知らない名前の記号などがわかって勉強になった。
(2019-05-15 柳田拓人)