ラッコラ学ぶ

  1. サイエンス×プログラミング 気象や天体、植物といった身近な存在をテーマに、科学への理解を深めた後、プログラミングで表現。ロボットを動かしたりゲームを作ったりするだけがプログラミング教室ではありません。
  2. JavaScriptを使った本格派 マウスやタブレットでお手軽に……というのも面白いですが、ラッコラではJavaScript(ジャバスクリプト)を使って本格的に。少人数制でわからないところはスタッフが丁寧にフォローします。
  3. こだわりのオリジナル教材ワークシートなどの教材や、プログラミングのためのアプリもその多くを独自に開発。少しずつ改良を加えてきたオリジナルのコースは、ここでしか味わえない体験ばかりです。


サイエンス×プログラミング

ラッコラの特徴はサイエンスとプログラミングをいっしょに学ぶこと。

feature

  • 「みる」 何気ない自然を真剣にじっくりと観察する。
    • 植物や動物などの生き物や、身近なヒトの体も、誰も行ったことのない遠い宇宙まで、まわりも自然、自分も自然です。そんな自然と真剣と向き合うことで、自然の中に驚くべき仕組みが隠されていたことに気が付くでしょう。
  • 「つくる」 自然に隠されたルール・仕組みを模倣する。

    • コンピューターに自然の中で見つけたルールや仕組みを模倣させてみます。絵を描いたり動かしたり、たくさんの計算をさせたりと、コンピューターにやって欲しいことを伝えるプログラミングは、表現のための新しいツールとなります。プログラミングによって、観察したものをより深く理解できるようになるでしょう。
  • 「かんがえる」 観察も模倣も、どうやったら良いのかを思案する。
    • 「みる」にしても「つくる」にしても、どうやったら良いのかを考える必要があります。どうやったら良いの、すなわち、「手順を考える」ことは、サイエンスにとって重要なこと、そして日常生活においてもとても重要な能力です。プログラミングはこの手順を考える力を養います。

プログラミングの役割

ラッコラではプログラミングに二つの役割があると考えています。一つ目は、表現するための「メディア」としてのプログラミング、そして二つ目は考える能力という「リテラシー」のためのプログラミングです。

メディアとしてのプログラミングでは、サイエンスから得た知識を自分自身がどのように理解しているかを「表現」するためのツールとして用いられます。

一方、リテラシーのためのプログラミングでは、プログラミングをする上で必要な「手順=アルゴリズムを考える力」の向上という役割を果たします。そして、サイエンスを単に知識として身につけるのではなく、サイエンスの本質であり、かつ、深い理解に必要となる「考える力」を身につけるために用いられます。


JavaScriptを使った本格派

ラッコラでは、学習用じゃない、プロも使う本物の言語を使います。

ラッコラではプログラミング言語として「JavaScript」を使用しています。その理由は次の2点です。

  1. JavaScriptが現在、インターネット(ウェブサイト)上で広く使われている言語であること。
    • JavaScriptは教育のみに使われる言語ではなく、プロのプログラマーが使う実際の言語です。この言語が実際のウェブサイトで使われているという事実が、参加者に学習と実社会との確かなつながりを意識させ、それによって、プログラミングに対するモチベーションを高めます。
  2. JavaScriptには既存の様々なライブラリ(プログラムの部品の集まり)が公開され、それを利用可能であること。また、機能(関数)を部品(オブジェクト)として扱えるという言語の特徴も。
    • プログラミングの題材をサイエンスとする上で、ある程度複雑なプログラミングを行う必要が出た際に、アルゴリズムの扱いや複雑な概念の表現を容易にする、これらの言語の特徴が必要となります。

○○○○○○○は使わないの?

これまでプログラミングの教育を目的とした様々な言語が開発されており、昨今では、その中でもビジュアルプログラミング言語(Scratchなどのブロックのような部品を画面上で並べることによってプログラミングを行う言語)が広く用いられています。これらには平易さや、プログラミングの概念の学習に専念させることが出来る等の利点があることを、十分に認識しています。

しかしそれらは、実際に使われるウェブサイトやアプリケーション・ソフトウェアの開発といった、実用目的ではあまり使用されていません。また、理由の二つ目として挙げたような必要となる言語の特徴を備えていないことから、ラッコラでの採用は見送りました。


こだわりのオリジナル教材

ラッコラには、ここでしかできない体験があります。

ラッコラではコースごとの各テーマに合わせて、アクティビティ用の様々な教材やテーマに沿ったプログラミング課題を開発しています。以下はその一部です。

Croqujs(クロッキー)

Croqujs(クロッキー)は子供たちのプログラミングをサポートするためにつくった、ラッコラ・オリジナルの開発環境(エディター・ソフトウェア)です。すでにたくさんのエディター・ソフトウェアがありますが、子供たちが扱いやすく、今後発展した学習でも使い続けられるものが見つからなかったため、スタッフが開発しました。今後も更新を続け、さらに使いやすいものにしていきます。

 

描く未来