こんにちは!中田聖子です。
7月16日に行った中級・生き物戦略コース第5回を報告します。
この日は最終回ということで、「共存する」をテーマに発表会を行いました。
前半は発表会に向けて、それぞれがプログラミングで作ってきた「生き物」のライブラリファイルを他のお友達からも集めて、自分のパソコンでも「対戦」ができるようにしました。生き物の数の変化が見れるグラフも表示できるようにプログラムを書き換えました。
みんなのライブラリを入れて、自分の画面の中で、初めて他の生き物も一緒に生きていけるようになりました。今日のテーマ「共存する」ですね。
みんなが作った「生き物」と自分が作った「生き物」をじっくり比べていると、しばらくすると数がどんどん減り始める「生き物」も!
時間ぎりぎりまでプログラムを調整して、より成長して、より繁殖して、他の生き物と「共存する」ことができるようにしていきました。
サイエンスの発表の準備として、みんなで「生き物じゃんけん」を作りました。
生き物戦略コースでは、いろいろな生き物の紹介をしてきました。これまでに登場した生き物からみんなで三つ選び、それぞれの「戦略」を思い出しながら、「もしこの生き物とこの生き物が対戦したら?」ということで、勝ち負けとその理由を考えました。生き物ごとに、勝負のポーズの絵も描いてもらいました。
準備ができたところで、みんなのご家族も揃って、いよいよ発表会本番です!
発表会
このコースを通して生き物博士として生き物の疑問に何でも答えてくださった栃内先生をご紹介しました。栃内先生の生き物のお話を聞いて、子供たちはさらに生き物が大好きになったのではないでしょうか。
まず最初に、みんなで作った「生き物じゃんけん」をそれぞれの担当者に解説してもらいました。カクレウオvsサソリvsチベットスナギツネ!いったいどちらが勝つのか、実際の世界では想像もつかないのですが、みんな面白い勝敗の理由と勝負のポーズを考えてくれました。
紹介の後は、生き物じゃんけん勝ち抜きトーナメント大会を開催しました。集まってくださったご家族の方にも参加していただきました。
勝った回数分、ラッコラから特製のプレゼントがありました。今回から新しいデザインも加わりました。(是非、集めてね!)
続いて、プログラミングの発表です。
順番に自分が作った「生き物」を紹介してもらいました。特徴や工夫したところ、苦労したところなど、5回を通じてみんながパソコンの中でつくってきた生き物について熱く(?)語ってくれました。
最初はまん丸だった生き物は見た目も変わり、生き物戦略コースを通して、食べて、成長して、繁殖して、捕食したり逃げたりして、本物の生き物にどんどん近づいてきました。
でも、本物とはまだまだ違いますね。さらに本物の生き物に近づけるには、どんなプログラムを追加していったらいいでしょうか。
みんなで考えながら、最後の「対戦」を楽しみました!
今期の生き物戦略コースはこれにて終了です!子供達はみんな、それぞれ工夫して最後までよく頑張っていました!
最後に、子供達の感想を少しご紹介します。
◆サイエンスの感想
- (生き物じゃんけんの)ポーズを考えるのが大変でした。そして、実さいにポーズをやるのも大変でした。優勝できませんでしたが楽しかったです。
- 生き物もいろいろな戦略をとるものがいることが分かった。
- たのしかった。
◆プログラミングの感想
- うちこんだりかいぜんあるのみが大変だった。
- 無事はんしょくしたから、よかったと思う。
次は、新しく開発したコース、感じる生命コースでお会いしましょう!
【ラッコラ・中田聖子】