こんにちは!ラッコラの大澤と近藤です。
今回は11月5日、10日に行われた、初級・葉っぱコース第3回「葉っぱの生理学(色の仕組み)」の模様をお届けします。
第3回目のテーマは「葉っぱの生理学」です。
中でも、紅葉の仕組みを取り上げ、葉っぱの中でどのような変化が起きると色が変わるのか、その謎に皆で迫りました。この時期にぴったりな(若干秋が終わりつつありますが…)サイエンスとプログラミングになりました。
サイエンス編
今回のサイエンス編では、「薄層クロマトグラフィー」という方法で、葉っぱに含まれる色素を分ける実験をしました。この手法は、大学の研究でも使われているものです。
今回用意した葉っぱの色は、緑、黄色、赤の3種類。まずは、葉っぱをすりつぶします。
なかなかコツが必要で、「腕が疲れたよー!」などと苦戦しながらも、根気強く取り組みました。
その後、潰した葉と薬品を混ぜ合わせてできた液体(抽出液)を、つまようじを使ってプレートにつけていきます。
そして、そのプレートを、また別の薬品につけると色素が分かれて観察できます。
最後は、葉っぱの色が変わる原因と色素の関係をまとめました。
それぞれの色の葉っぱにどんな色素が含まれていたか、実験の結果を突き詰めていくと……。
意外な真実に、子供たちからは「え!そうだったんだ!?」と驚きの声が。
プログラミング編
次はプログラミング編の模様です。
今回は「if文」を使って、温度変化によって紅葉が起こる仕組みを再現していきます。
何℃で何色に変化させようかな、鮮やかに紅葉させるにはどうしたらいいんだろう、とみんな試行錯誤しています。
グラデーションを入れたり、温度によって何段階も色を変化させたり、個人の色が光る葉っぱが出来上がりました!みんな、お疲れさまでした。
それでは、いつものように子供達に感想を書いてもらったので一部を紹介します。
◆サイエンス編の感想
- I enjoyed learning more about leaves and how that change in the seasons.
- 葉っぱがあんなにこなごなになるとは思わなかった。
- 1人1人で実験でき、1人だけやりのがすことなくできるのがよかったです。
- おもしろかった。またやりたいと思った。
◆プログラミング編の感想
- むずかしいけどやりとげたときはとてもうれしかった。
- 考えるより先に、やってみて比かくすれば結果がわかり、発見の連続で楽しかったです。改造レシピで色々な可能性が見えました。
- いろいろ葉のしゅういのじょうきょうがよくそうぞうできた
- さいごのこおちゃったのがおもしろかった。
次は葉っぱコース第4回目!終わりが近づいてきましたね。
それでは、次の更新もお楽しみに!