こんにちは。ラッコラの中田です。
2016年10月29日に開催された感じる生命コース第2回の様子を報告します。
今回のテーマは「光刺激への反応」です。
サイエンス編
生き物は光にどのように反応するのでしょうか。
まず、ブラインシュリンプとプラナリアを使って光への反応をみてみます。
どうやら光に近づく生き物と、光から遠ざかる生き物がいるようです。
光に近づいたり、遠ざかったりすると、その生き物にとってどのようないいことがあるのか、みんなで考えてみました。
太陽から地球に届いている光について、特性スペクトル解析キットを使って詳しく調べてみました。
太陽の光には、いろいろな色(波長)の光が混ざっていることがわかりました。
また色として見えない光についても考えました。
光は生き物に大切な働きをするだけでなく、害になることもあります。
生き物がどのように光を利用したり、どのように有害な光から身体を守ってきたのかを知ることができました。
プログラミング編
さあ、プログラミング編では、生き物が光を使って増えたり、有害な光を克服して絶滅しないようにしなくてはなりません。
プログラムに出てくるのは、青い光(短波長)、緑色の光(中波長)、赤い光(短波長)の3種類。
このうち、どの光を自分がプログラミングで作った生き物にとって有害な光にするのかは、自分で決めることができます。
光がきたら(刺激)、その生き物がどのような行動をするのかを、それぞれの色の光についてプログラミングで調整していきます。
生き物は進化の過程で、有害な光から身を守る術も身につけているのもすごいと改めて感じたラッコラでした。
最後に子供たちの感想を一部紹介します。
<サイエンス編>
・プラナリアとほかの生物で光へのはんのうのしかたがちがうことに、とてもびっくりしました。
・いろんな色のきんやコロニーがあって面白かった。
・生物におどろいた!!
<プログラミング編>
・光だと、死にやすくなっていまったので、また改善していきたいと思った。
・正の走光性を持たせたが、世代交代が早く非常に不安定な生物になった
・少しとまどったところがあったのですが、結果改造することができました。あんまり増えなかったです。
どんどん刺激が増えてきました。
次回はどんな刺激が加わるでしょうか?お楽しみに!