10月26日、葉っぱコースの第2回を開催しました。
その様子をお伝えします!
今回のテーマは「葉っぱの形態学(形と役割)」。前回観察した葉っぱをさらによく観察していきます。
サイエンス編の様子
観察のために、まずは葉っぱの「作り」を確認します。葉っぱの部分に呼び名を知っていますか?それぞれの部分とその役割をみていきました。
そして今回は、中でも「葉脈」に注目。ヒサカキの葉っぱ(神棚などのお供えにも使われる葉っぱです)を使って葉脈を観察する実験をします。
ヒサカキの葉っぱを溶剤に入れて湯煎すると、だんだん葉っぱの色が白っぽく変わっていきます。
溶剤をよく洗い流したあと、歯ブラシを使って、葉脈だけにしていきます。破らないように注意して、慎重に丁寧に。
この実験は家庭にあるものでできます!
(ワークシートを見るとやり方がわかると思いますが、注意しないといけない部分があるので、必ず大人と一緒にやってください。)
葉っぱを湯煎している間に、もう1つ実験をします。スタッフが別の種類の葉っぱを、一晩、赤い色水につけておきました。それを観察するのです。さて、どこが赤くなっていたでしょうか?
この日は2つの実験と観察で、葉っぱには葉脈が広がっていて、水を通すことが分かりました。この日作った葉脈標本はラミネート加工して、みんなにプレゼント。自然の芸術!
さあ、葉脈をよく観察した後は、プログラミング編の、「線を繰り返して葉っぱに葉脈をかこう。」に挑戦です。
プログラミング編の様子
まず最初にこの日使うプログラミングをみんなで観察。前回説明した「関数」は、みんなバッチリ覚えていましたよ!
この日は新しく「for文」について覚えました。同じ動きを繰り返したいときに使えるんだって!これは葉脈を何本もかくときに使えそうです。
自分たちで用意した設計図に沿って、前回描いた葉っぱに葉脈をかいていきます。葉脈は左右同じところから出ているかな?互い違いに出ているかな?ラッコラのワークシートに用意している「改造レシピ」を試しながら、角度や長さ、太さや色を調整して自分の葉っぱに近づけていきます。
それぞれ特徴をいかした葉っぱがかけました!
皆さんの感想
ここで参加者の皆さんに書いてもらった感想を紹介します。
サイエンスの感想
新しくわかったこと
- 葉身、葉肉といういい方。
- 形態学をはじめてしれてよかった。あと葉脈の作りがすごいと思った
- 葉肉をとかして葉脈だけのこす実けんをできて楽しかった。葉脈のずかんがあることが分かった
- 葉脈は水や栄養を運ぶということが、分かった。
プログラミングの感想
工夫したり頑張ったりしたところ
- 葉脈の色や長さ、かくどを工夫して、プログラミングしました。
- 右と左をだんだんずらす
- 葉脈のかずを工夫して葉脈の主脈と葉の中心を合わせるところをがんばった
- 葉脈の角度を変えるのを、がんばった
サイエンスでやったことでプログラミングに活かしたこと
- 葉脈の形をせっけい図のように、うつすことをプログラミングで活かしました。
- みゃくの種類を生かした感じにできた
- 側脈の数をかいたことを活かせた
- 葉脈の名前
次回は、葉っぱの「色」を観察しますよ!お楽しみに!
(2019-11-05 中田聖子、柳田拓人)