今回のテーマは「雪の結晶成長プロセス」です。何やら難しそうな言葉ですが、実験でなにをするのかは簡単。前回はスケッチするだけだった雪の結晶を、今回は自分で作るのです!
こんにちは。柳田拓人です。
2月20日(土)と2月25日(木)、雪そらコースの第3回がありました。
サイエンス編
いつものように、サイエンスの実験からスタートします。まずは実験に使う、材料と道具の説明から。一つずつ聞いて、ワークシートにチェックをつけていきます。ドライアイスを使うので、しっかり注意事項を確認します。
数人のグループごとに実験をセットします。低学年の参加者もお兄さんと一緒に準備します。この実験は、中に釣り糸を張ったペットボトルをドライアイスで冷やし、その糸に雪の結晶を作るというものです。釣り糸に手のあぶらがつくと雪の結晶が出来にくくなるので、この釣り糸を直接触らないように、慎重にセットします。
発泡スチロールのクーラーボックスにペットボトルをセットし、ドライアイスを入れてふたを閉めたら、ストップウォッチで時間を計りながら待つだけです。そしてしばらく経つと……。
プログラミング編
雪の結晶はだんだんと成長していくのですが、後半のプログラミングを始めましょう。前回のプログラミング編で雪の結晶をかくプログラムを作ったので、今回はそのプログラムと、第1回で作ったプログラムを組み合わせます。
今回登場する新しいプログラミングの話題は、場合に合わせて(プログラムの)動きを変える方法についてです。簡単に説明を聞いたら、毎回プログラミングでも実験をします。プログラムを少し変えて、どうなるかを予想してみるのです。
パソコンの前に座って、今日のプログラムを作ります。第1回で作った、雲粒と氷晶、そして雨粒の絵をかくプログラムと、第2回で作った雪の結晶をかくプログラムを組み合わて、たくさんの雪が降って、それが途中で雨に変わるプログラムにします。
最後は、今までどおり、今日やったことをワークシートにまとめて、第3回は終わりです。ここで、子供たちに書いてもらった感想を少しだけ紹介します。
サイエンス編の感想
- 雪のけっしょうをつくるのがむずかしいことがわかった。でも一回くらい雪のけっしょうをすべておとしてみたい。
- つりいとにゆきのけっしょうができるのがおもしろかった。
- 糸についた雪が思っていたものと違っていた。
- 雪の結晶がだんだん成長していくのが面白かったです。
プログラミング編の感想
- たくさんふらせたり回転させたりしてプログラムのかのうせいは∞だなと思いました。
- 雪が雨になるのがおもしろかった。
- たのしかった。(長い文も)
- ぜんぶのかいぞうレシピをでき、すこしハプニングもあったけどとてもたのしかった。
【ラッコラ・柳田拓人】